初老性のうつ病はあるか

「一寸先は闇」といいます。
うつ病に関してもこの言葉があてはまるように思います。
私は40代まで元気でした。
自分も周囲の者も打たれ強い人間だと思っていました。
ストレスチェックのアンケートを行うと「あまりにも脳天気。もっと考えたほうがいい」という結果が出ます。
それが50歳を超えたころから急に変わる。
寝つきが悪いのは昔からですが、朝早くに目が覚める。
極度の睡眠不足から精神状態が悪化。
また強い肉体的疲労感に襲われ、立っているのも苦しくなる。
精神科の診察を受けると即座にうつ病と診断されました。
誰もが意外に感じたでしょう。
私が倒れた後に当時の同僚二人も相次いでうつ病になります。
二人とも寛解しますが、本来ストレスには非常に強いタイプでした。
発症は性格に関連しないというのが実感です。
ただ年齢は関係するように思えます。
50歳ころから男性もホルモンバランスが徐々に崩れてきます。
初老性のうつ病というのはあるかもしれません。




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