想像したくない

最近、月曜日は駅前の居酒屋に通っています。
夫婦で切り盛りしている店で常連客がほとんど。
特に月曜日は決まった顔ぶれがそろう。
一番若い客で57歳、あとは高齢者ないしはそれに準じるひとたちです。
すわる位置も決まって私はカウンター、他のメンバーはテーブル席。
私は話の輪には加わらず、生ビール2杯、肴1品で引き揚げます。
テレビでは「水戸黄門」の再放送が放映されていて、みなそれをぼんやりと眺める。
酔って騒ぐような客はいません。
慣れると居心地がいい店なのです。
ところが昨晩行ってみるとシャッターがおりている。
その上に貼紙があり「都合によりしばらく休みます」と書いてあります。
ママは私と同い年、マスターは5、6歳年上のはず。
マスターは去年、入院していましたか、病が再発したのでしょうか。
他人事ながら心配になりました。
行きつけの店が近所に何軒かありますが、年配の経営者が多い。
個人経営の店がなくなり、チェーン店だけが残るという事態は想像したくありません。

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