台風直撃を逃れる

昨夜は川沿いの宿に泊まり、同窓生たちと24時過ぎまでいろいろ話をしました。
皆60歳をこえているのでそうそう明るい話題はありません。
親族の介護や病気といった切実な問題があります。
また自分たち自身も記憶力や視力が衰えている。
昨日私は皆の電車賃を立て替えて払っています。
すぐにその分を貰ったのですが、それを忘れてしまいもう一度私に金を渡そうとします。
実は私もこれと似たような行動を過去にとっているのです。
ぼけているのは自分だけではないことがわかって安心しました。
今日は朝から非常事態です。
台風がこちらに向かって進んでいるのです。
一刻も早くその圏外へ脱出しようということで8時半に宿を出ました。
この時点で叩きつけるような激しい雨が降っています。
電車が途中で止まったらどうしようと非常に心配になりました。
今思うと危ないところもあったのですが、なんとかこの地方まで帰ることができたのです。
中心街の駅前で昼食を一緒にと誘われたのですが、体調は万全ではありません。
蒸し暑さと幹事代行による精神的な疲労で食欲があまりない。
皆とは別れ一人帰途につきます。
なにはともあれうつ病を発症して10年、初めての一泊旅行です。
心中不安はありましたが、無事に終わってほっとしました。


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