昨夜は昔からの飲み仲間が１０名集まってクマ鍋を囲みました。
クマ肉というと硬くて臭いと思われるかもしれませんが、そういうことはありません。
うまく血を抜いて処理すれば非常においしい食材になります。
クマの脂肪は融点が低く、口に入れるととろけるように消えていきます。
とてもあっさりとしているのです。
うつ病になってから付き合いのなくなった者もいますが、この仲間はそういうことはありませんでした。
うつ病がもっとも悪い時期にもなにかと声をかけてくれたのです。
私は寛解してはいませんが、夜の飲み会のときは元気です。
退職して仕事のストレスが消えると人と話す意欲が戻ってきました。
あらためて話をきくと一時期の私の精神状態は本当にひどかったそうです。
自殺するのではないかと心配することもあったそうですから、かなり危機的な状況だったのでしょう。
当人は頭の働きが極端に低下していて自分の病状を認識することもできませんでした。
飲んで笑えるようになったのは奇跡といってもいいのですね。