抗うつ薬を服用して12年

抗うつ薬を服用して12年になります。
最初の1年はまったく効き目がありませんでした。
うつ病の症状は悪化する一方です。
本が読めなくなる。
DVDを借りることもできない。
料理もだめで、スーパーとコンビニの総菜が頼り。
また脳の機能自体が大きく低下し、自分で自分がわからなくなりました。
かなり危険な状態だったのです。
終日自室に引きこもってなにをしていたのか。
思い出すことができません。
当時は二度寝も昼寝もしていないので、時間は十分あったはずなのですが。
主治医はこれをみて抗うつ薬を三環系のアモキサンに変更しました。
飲み始めて3日で躁転し、2日で3個もプラモデルを作っています。
その後躁転はおさまり、脳の機能にも回復の兆しがみえました。
しかし好事魔多し。
副作用の便秘がひどく、下剤も効かない。
あまりにも苦しくて薬を替えてもらいました。
別の抗うつ薬にも便秘の副作用があり、下剤の服用を続けます。
薬が効きすぎて午前中に何度も腹痛に見舞われる。
これもつらかった。
3年前からはトレドミンを飲んでいます。
副作用はほとんどなく、下剤とも縁を切りました。
これが生活の質の改善につながっています。
長期に渡って飲み続ける薬なので、副作用の有無も重要になると思います。


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