愁訴にきく漢方薬

今日は午前中に内科を受診。
医師から「朝は寒いが日中は暑い。体調を崩してないか。」と訊かれました。
「午前中は寒気がする。気温が上がるとのぼせて汗をかく。」と答えます。
さらに食欲までおちるようなら漢方薬を処方するとのこと。
昨年、腹が妙に冷えて困ったことがあります。
消化機能に異常はありませんが、非常に不快で気分も落ち込んでいました。
漢方薬を投与されると、3週間くらいで快方にむかいます。
こういう愁訴には効き目があるようです。
ただ西洋の薬と違って、治療には日にちがかかります。
診察が終わると本屋へ立ち寄りました。
昼食まで時間があるので暇潰しです。
その後、駅前のビルの中の喫茶店へ入り、日替わりの丼を注文します。
ご飯の上に豚肉と茄子の醤油炒めがのっています。
茄子はあえて大ぶりに切ってあって、食感を残してある。
味付けは薄めでさっぱりとしていました。
小鉢の煮物は薄い餡をからめた厚揚げ。
居酒屋の上等なつきだしを思わせます。
ワカメの味噌汁には丁寧にとった出汁が使ってあり、最後の一滴まで飲み干します。
この店のマスターの料理の腕はたいしたものだと感心しました。
私の生活は非常に限定されています。
なにかいいことが新たに起こる可能性はもうないのですが、日常の中の小さな出来事に喜びを見つけることがあります。
これが生きるよすがでしょうか。



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