眠剤で記憶がとぶ

うつ病になったとき、私は50歳をこえていました。
今考えると老化現象も始まっていたようです。
人間歳をとると睡眠時間が短くなります。
うつ病ではなくても早朝覚醒する人も多い。
友人2人は4時に起きているそうです。
ただ眠りにつくのも早いので睡眠時間は確保されています。
私の平均睡眠時間は4時間半ですから短すぎますね。
先月の診察で長期タイプの眠剤を変更しました。
これにより眠りが深くなったような気がします。
今日は2度寝をしましたが、そうしない日も多くなっているのです。
一つ問題があります。
眠剤を飲んで30分もするとふらふらになってしまう。
意識がとんでしまうこともあります。
これは初めてのことです。
先日は寝る前にひげを剃ったようなのですが、まったく記憶がない。
次回の診察で2錠の眠剤を1錠に減らせないか、主治医と相談してみようと思います。

夏バテで血圧上昇

今日の午前中は内科のクリニックへ。
ずっと正常だった血圧が高い。
生活はいつもと同じです。
特に普段と違うことはしていません。
猛暑による夏バテの影響でしょうか。
ここのところ最高気温が34度以上の日が続いています。
今朝は暑さのために4時に目が覚めてしまいました。
胃の消化機能も低下しているようです。
毎日午前10時過ぎにスーパーへ行くのですが、家へ帰ると全身汗でびっしょり。
医師に塩分は補給しなくていいのか、訊いてみました。
屋外で肉体労働をしているわけではないので、これまで通りの食生活でよいとのことです。
「スポーツドリンクなどは塩分の過剰摂取になるので飲まないほうがいい」といわれました。
エアコンを使うことが大切で、エアコンを切った室内で塩アメをなめる。
そういう生活もおすすめはできないそうです。
熱中症注意情報は「厳重警戒」から「危険」に上がっています。
事実上の外出禁止令ですから引きこもりもやむを得ないのかもしれません。




抗うつ薬が効かない理由

テレビをみていると気象予報士の人たちがとても慎重に発言しているのがわかります。
この夏のように異常気象がおこっても地球温暖化についてふれることはありません。
確かに地球全体の気温は上昇しています。
北極の氷の面積が減少し、生態系が脅かされているのは事実です。
ただこれがどこまでCO2とメタンガスの影響なのか。
学会で統一見解が出されているわけではないようです。
科学的には仮説はあくまで仮説ということなのでしょう。
うつ病についても同じことがいえるような気がします。
うつ病の原因が脳内物質の不足にあるというのも仮説だと思います。
この仮説に基づく抗うつ薬の投与で多くの患者が寛解していますが、一方私のように10年以上治療を続けている者もいます。
どうして抗うつ薬が効かない場合があるのか。
納得のいく説明はなされていません。
精神医学は内科等に比べるとその歩みは遅々としています。
うつ病以外の精神疾患は対症療法に終始しているものが多い。
個々の患者に関する数値データがないのが大きな原因であるように思えます。
血圧計のようなもので脳内物質の量がはかれればいいのですが、私が生きている間は無理でしょうね。